本から知識を抽出する。

最近kindleを利用して読書する機会が増えた。

 

読書をしていく中で、

 

「読書することって本当に大切だなあ」

 

と、しみじみ感じてきている。

 

私が読書をしてきて、読書の必要性を感じた部分を記していきたいと思う。

 

 

 

 

 

 

この春で、高校を卒業し、ただいま大学の夏休み真っ只中である。

 

長期休暇が、長期すぎてびっくりするぐらい時間が生まれてしまう。

 

自己投資のために、読書を始め、最近は本の魅力にハマり、習慣化されてきた。

 

そこでふと、本を読むことによってどんなことが得られるだろうという考えに辿り着いた。

 

 

 

 

 

 

読書で得られるものは、まず”知識”だろう。

 

そして、読書をする人としない人の圧倒的な違いは”知識量”になる。

 

 

何かに例えられないかと考えればそれは、受験勉強で参考書を所持している人と、教科書も何にも持っていない人の違いぐらい違うだろうと思う。

 

 

 

 

では、例としてどんな知識を得られるのか。

 

私は、ビジネス書や自己啓発書などを読むことが多いので、それらを例にすると、

 

  • 著者が実際に経験した内容の書籍を読むことによって、それの疑似体験のようなものを自分自身も経験できる。
  • 著者が困難を前にした時に、どのような思想を参考にして失敗したか成功したか学べる。
  • 著者の方の生き方を知識として吸収して、自分がこれからの人生を生きていく上で同じような壁にぶち当たった時に打開策としてその知識を糧にできる。

 

これらのことが挙げられる。

 

もっと具体的に見ていこう。

 

では、自分の読む本が、留学目的で外国に行った人や仕事で外国に行った人が書いた書籍だったらどんなことを吸収できるか。

 

読み手がもし外国に行ったことが無く、これから外国に行く予定があるのならば、行く前の準備として、外国にいく目的を再確認できるし、言語の壁にどれだけ苦労したのか、改善策はなんだったのか、まだ未知の世界を体験できる良い機会になると思う。

 

反対に、外国に行ったことがある人でも、自分が実際に気付いていなかったところに、著者は気付いている可能性がある。著者と同じ経験をしたと思っていても、自分が知らなかったこと、気づけなかったことは沢山あるはずだ。

 

 

 

 

サラリーマンやノマドワーカーになって生活している人が書いた書籍はどうだろうか。

 

学生だと特に、まだ本人自身がその立場では無いため、新たなシチュエーションに立ってみることで、必然に学ぶことは出てくる。

 

 

 

ここで鍵になるのが、他人の体験に触れるということだ。

 

 

 

偉人の書籍で、偉人の辿ってきた道を学ぶことによって、全く同じような成功を再現し、全く同じの偉人にはなれないかもしれないが、自分がなりたい姿に近づく手段として、その本を熟読するのもありなのかもしれない。

 

知識というのは、無限である。

 

なぜなら、もしかしたら、著者が気付いていない仕組みや法則に読者は気づくかもしれないからだ。

 

読書するということは、書籍が表す知識をインプットすることであり、インプットした知識はもう既に自分の所有物だ。

 

得た知識を、自己変形させ世界に一つだけ、なおかつ自分にあった飲み込みをする。

 

したがってその知識は、これから自分が生きていく人生の糧にならざるを得ない。

 

やはり、そういう点で読書というものは、人類がやりたいことをやるため、叶えられないことを叶えようとするために、知識を取り入れることを目的として必須なことであると考える。

 

 

この世には、沢山の本で溢れかえっている。

 

全ての本を読むことは難しい。しかしここでは、読むこと自体が最終の目的ではない。

 

書籍を読んだ上で、知識をインプットして行動するときに生かすまでが目的だ。

 

読むことを目的にしてしまうのは、まだ成長途上で自分の身になっていないということを覚えて欲しい。

 

いかに、読む本を厳選する、つまり”取捨選択する”力が求められている。

 

これからも、時代は経済状況や世の中の様子によって移り変わっていく。

 

本に記されている時代を生き抜くヒントというものを自ら引き出して、

 

思考して試行して自分だけの知識にするべきだと考える。